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トッキー
2016.4.14 03:15その他ニュース

「習慣」を教えることと「愛国心」を教えることは違う

切通師範がブログで、

「第一回目の道場で、
小林さんは、しかし愛国心は学校現場で
教えた方が良いとわしは思っていると発言しています」
と書かれているのですが、
ちょっとこれ、ニュアンスが
違うんじゃないかと思います。

愛国心を「利便性」や「損得勘定」と
勘違いするような教育が行われては問題であり、
国旗に対する敬意を習慣として
身に付けさせる教育をすべきだと言っているのは
切通さんが書かれたとおりですが、
これは「愛国心」そのものを
教えるということとは違います。

正確に引き写すと、
よしりん先生はこう発言しています。

わしは国旗、「日の丸」はある程度習慣として
身につけさせなければならないものだと思っています。
今は学校から強制排除するようなおかしなことに
なっていますが、こういう状況があるからには、
ある種強制的に、意識的に日の丸を掲げて、
自分たちの習慣として根付かせていかなければ
ならないと思っています。日の丸に対する敬意は、
自分たちの結束点でもあるし、
国家、天皇にもつながっていきますからね。
愛国心を教えることは確かに難しいことだし、
共同体から感覚を芽生えさせて習慣を育てていく。
どんなに日本が無残な状態になっても、
そこから自分たちの国を何とかしようと思える
感覚が沸き起こるようにしなければいけないと
思っています。

(『ゴー宣道場』WAC出版 P51~52)

まず「習慣」をつけさせること、
愛国心はその習慣の中から
感覚として沸き起こるようにするしかない
と言っているわけで、
結果的に愛国心を持ってほしいとは
願っていますが、
愛国心そのものを学校教育で
教えるということとは違うと思います。

かなり微妙な話なのですが、
ちょっと誤解を生みかねないと思いましたので、
僭越ながら指摘させていただきました。

トッキー

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